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毎年旧暦の1月、5月、9月に商売繁盛や健康祈願でお参りを欠かさない正五久参り。

同業のお仲間と行く都合上全員のスケジュールを合わせるのに毎回苦労しているのだが、

商売の関係で1月と9月は何かと忙しいので旧暦でお参りするようになってから一年。

今回はトイレが立派になったということでついでに見に行ってきました。

富山県は大雪なのに関東はこのように気持ちいくらいの青空です。

大杉神社は日光山輪王寺とのつながりもあり装飾が見事に似ている。

江戸時代には江戸の鬼門に位置していた大杉神社にお参りをすれば日光山輪王寺にお参りしたと同じご利益があると言われていたそうです。

で、問題の新設したおトイレですが凄かった。

男性の私はさすがに女性用トイレは覗けませんでしたが、後日利用した女性から写真を頂けるので後日このページに追加する予定です。ご期待ください。(笑)

さすが大杉神社の市川宮司さんらしいセンスとアイデアがうかがえます。

妖怪たちが描かれており、ゲゲゲの鬼太郎を思い出しました。

天井は白虎が描かれておりました。

こちらの天井は鳥獣戯画です。

天井の花、壁には麒麟描かれています。

大便用と書かれていて何ともわかりやすい。

何とも用を足しただけでご利益がありそうだ。

これはなんの妖怪だろう。

おっ、急須の妖怪が?お茶でも飲みながら用を足して行って下され!・・ってか?

今回はあいにく宮司さんが不在で中の絵の意味は聞けなかったが次回は詳しく聞いてみようと思っている。

そして大杉神社のトイレはこの辺りの名所になりそうだ。

PS

女子トイレにはシャンデリアです。神様の前でちゃんとできるか心配ですね。

大杉神社に正五九参リに行く様になってもう何年たつだろうか?

古くから伝統ある神社仏閣には、陰陽五行説から発達した気学で、正月、五月、九月が最も神様のご利益を請けやすい月として、この月にお参りすると願い事が叶うという「正五九参り」という習慣がある。


初めて連れられてお参りしたその日に、ものすごいご利益がありその後もう十年近く続いている。
大杉神社はそもそも利根川水系の水の守り神。
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その昔、現在のキッコーマンの祖、髙梨兵左衛門と茂木七左衛門の時代、当時銚子には田中玄蕃が醤油の醸造をはじめていたが、この正五九参りには競って大杉神社には訪れていたようである。

ヒゲタしょうゆの醸造を、下総銚子の地で始めたのは田中玄蕃(げんば)という人である。
元和2年(1616年)、今から384年(2000年現在)も前のことである。元和2年といえば、大阪夏の陣の翌年、徳川家康が没し、江戸を中心に徳川三百年の時代がはじまろうという時代であった。

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そんな彼らにあやかろうという気持ちも少しはあるが、ずいぶんと続いたもんだと思う。
これだけ通うと、ご利益を求めるお参りではなく、日頃お世話になっている感謝の気持ちを表すというか。
日々の疲れを癒す充電の日みたいな感じで、ストレス発散になっているのだと思う。
もちろん地元の氏神様も無いではないが、この車で1時間という距離感がまたスイッチを切り替えるにはちょうど良い距離ともいえる。

神社には数多お願いすること、たくさんありそうですが。
今回は足腰にいいというおまじないの紹介です。

大碁盤:巨大な碁盤石の上に境内の小石を乗せ、この石を踏んで飛び降りると足腰が丈夫になり強固な身体になるというご利益があるそうです。
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先日まで脊髄の圧迫骨折で入院していた親父を見ていて今回の正五九参りではいつも気に留めず通り過ぎていたこの石に目が留まったわけです。
何事も「信じた者がご利益を受けます」し、「信じたものが救われる」というのは人間生きるうえでの知恵ですね。

大杉神社ではこんなお願いも聞いてくれる。
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4ヶ月に一度の正五九参りに行ったおりにこんな看板を発見。
お願い事にもいろいろあるがここまで具体的に書いてあるととても分かりやすくって祈願する人も多いのではないのかなあ。
http://www.oosugi-jinja.or.jp/

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悪縁切りの土器(かわらけ)を桃にぶつけて願いを成就する。
良い縁を呼び込むためのおまじない。
神様も応援していると思うと自信を持って決心できたりします。
人とうまくいかない場合は、相手をもっと理解しなければだめだという教えが多い中で、神様の教えはとても分かりやすくて生身の体をもつ人間的。
分かりやすくて気持ち良いですね。
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決して男女関係だけではなく、いろいろなこじれた人間関係を早く断ち切って次のステージに早く向かっていく応援をしてくれています。4
桃は邪気をはらうことで昔から知られています。
どこの神社にもあると思いますが、訪問して行くとまず桃の間に通され道々拾ってきてしまった邪気を祓ってから奥の間に通されたりします。

大杉神社は行くたびに立派になっています。
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そんなわけで今回も飲むと夢が成就する「夢酒」をいただいてきました。
このお酒はブランデーに梅をつけた風味のある梅酒。
ブランデーにつけた梅酒は意外と売ってたりしますが、この夢酒は味も絶品です。