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表紙候補1
元旦を向かえ正月も終わり、さらに成人式も終わると我々は本当の意味で通常の活動に戻れるっという気がする。
成人式当日の振袖着付けがすべて終了し連休も終わると心がある意味ほっとした雰囲気に包まれる。
さ~てまた1年間振袖美人づくりに精を出すか!というような具合に・・・・。

最近は昔お母さんの来た振袖をお嬢様が着るという「ママふり」のお客様が増えてきています。
昔から着物は譲りながら着るものだといいながら販売してきたものであるが、生産と消費という観点からは、新品を買ってもらいたいが、その行動は至極当たり前のことだと思わざるを得ない。そうでないと論理矛盾を起こしてしまう。

理屈はともあれ今日書きたかったことはそんなことではなくて、そもそも、ママふりという言葉は我々のグループで使い始めた言葉だが、一斉に広まってしまい、今ではお母さんの振袖を使うことをママふりと呼ぶようになってしまった。
だからといって、姉ふりはないでしょ!と感覚的に思う。そうならば、おばさんの振袖を借りたら「おばふり」、さらにこんなことは世代的にないと思うが、おばあちゃんの振袖を借りたら「ばばふり」となってしまう。

少々理屈っぽくなりましたが、お母さんの振袖を使う以外は、せめてリ・スタイル振袖とかリメイク振袖というような呼び方をして欲しいもんです。

ママふりとはあくまでもお母さんの思い出を含め、娘がその歴史も共有する素晴らしい伝統の継承だと私は理解しているのですが・・・。

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本来成人式は20歳になった若者(男女)が大人になったことをお祝いする所謂通過儀礼になっている。
昔の元服と全く同一ではないが、かなり意味が近いものがある。
ウィキぺディアによると元服とは?----------------------
江戸時代以降は女性も元服と称し、結婚と同時に、未婚でも18 - 20歳くらいで行った。女性で元服という場合は、地味な着物を着て、日本髪の髪形を丸髷、両輪、又は先笄に替え、元服前より更に厚化粧になり、鉄漿親(かねおや)によりお歯黒を付けてもらい、引眉する。お歯黒を付けるが引眉しない場合は半元服と呼ばれた。半元服の習慣は現在でも祇園の舞妓、嶋原の太夫等、一部の花街に残る。
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こんな考えからすると、ご家族を含め、娘が成人したことを知り合いや親戚にある意味お披露目するということも必要だと考えるのは当たり前の考え方のような気もするのだが。
「娘がお陰さまで成人しました」とご挨拶をしながら家を回り、その際、内祝い品として赤飯などを配ったりする慣わしが記憶に強く残っていたりする。
田崎様家族写真
今朝、シャッターを開けたら開口一番。お隣のカステラ専門店のご主人。
お宅では成人式はどう?
何のことだか分からず、よく聞いてみると話はこうだ。
もちろん赤飯も注文によって作ってはいたが注文が少なすぎると赤飯を無駄に炊かなくてはならず無駄になるので、お断りすることもあったが、メインのカステラは毎年必ずそこそこの注文がありお客様もそのカステラを配っていたようなのですが、
彼曰く「創業以来初めて注文がゼロだった」という。

異業種なのであまり気にも留めていなかったのだが、お菓子屋さんにも成人式の商売があるのだと初めて気がついた。

日本人の端くれとしては、通過儀礼を大切にしないと日本の文化が消えていってしまいそうな気がする。
文化が消えるとどうなるか?
面倒くさいことは一切やらず、便利で早くて簡単に済むことだけに集中して、奥行きのない、巾の狭い、味気のない世の中になってしまうのでしょうね。

黄変抜き
その人は当時上場会社の部長。
何もわからない自分に本音で商売を教えてくれた人。

時は移り、上場会社を定年で退職し、関係の着物のお手入れ(悉皆)の仕事をしている。親から譲ってもらった着物のお手入れや作り変えをする仕事。
ものが豊富になって、新しいモノを買わなくても済む時代、いわゆる日本の精神である「もったいない」を具現化したような仕事をしている。
時代が進み、どんなに新しいものが出来てきてもやはり本業をしっかり捉えて頑張るところしかこれから先は残れない!という話になった。

私も常々そう考えているのだが、時として新しい情報に流され試行錯誤したりする。
改めていろいろな経験の末、栄枯盛衰を見てきた大先輩からそのようなことを言われると考えていることが確信に変わってくる。

当店の創業は明治16年、私で4代目。これから先も続けて行くには常々考えて最近至った考えは「続けられることかどうか?」である。
物事を決める際にはこの言葉をキーワードに照らし合わせて決めるようにしている。
時代が変わっても、自分は自分であるべきだし、どう背伸びしても結果、やれることしかやれないという現実。これを認めることだと思っている。
もちろん、出来ないことは出来ない。できることはできる。無理はしないが少し背伸びは必要。
だと思っている。

さらに創業した1883年の年表を見ると、
日本銀行開業
鹿鳴館落成
天璋院篤姫逝去

などが記されている。

改めてこんな頃からやっているのか!と思う。

さらにこの歴史の重みと先代諸氏の努力と苦労をけして無には出来ないなと考える。
さらにそんな重圧を考えるより、
単純に真っ当にお客様と付き合うことがこれからも残るための第一ファクターだと確信しています。

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この話の投稿は2度めになりますが、先日注文しておいたカードリーダーが本日到着した。
楽天スマートペイ用のカードリーダー。
スマートフォンやiPadに装着できる。通常はキャットを使ったカードリーダーで情報を読み取りカード会社の確認を得て取引成立となるのだがこのカードリーダーはスマートフォン対応。つまり移動した場所からでも承認を得ることができる。
もちろんサインは画面上で手書き。お客様は結構面白がってサインしてくれる。
凄い時代になったものだ。
DSC_0085  ※こんな風にして使います。
こんなことをブログで取り上げると楽天の宣伝をしているようだが、むしろ時代の進み具合に驚いているところだ。
さらに気がついたのは消費者のカードに対しての認識が私の考えていた以上だったということ。
「呉服屋ではカードは使えないのではないか?」と思っている消費者は意外と多いかも知れない。
でもカードでのお支払いを促すことで、「アッこの店、カード使えるんだ!」と思ってもらえるようになるんだと感じているところ。
さらに今すぐ現金でなくても買うことができるのだったら、という気になってもらってお買い物を積極的にしてもらえるようになるはずだと確信している次第。

皆さん当店ではいつでもカードでお支払いが出来ます。お気軽にお尋ねください。

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長い正月休みがやっと終わりました。
といっても私は31日元旦をお休みしただけなので休み飽きて調子が狂うということもないわけですが、
営業をしていても銀行が使えないということが一番不便。
もちろん売上げも銀行に預けることができず、30日、2日、3日、4日、5日の売上げを金庫にしまい込んで正月が明けるという寸法です。
銀行のお金の流通は人の体で言えば血。血が滞ると病気になるように、やはり銀行はこんなに長く休まずやって欲しいものです。
いつものことがいつもでなくなると全く調子が狂ってきます。
今日1/6の仕事始めで忙しかったのは銀行、病院、警察だったのではないでしょうか?
ともあれ平常の時間が流れていくことがとてもうれしく感じるのは商人の家に育った私だけではないはず。

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昨年の暮にやっと認可が下りて使い始めた楽天スマートペイ
使い心地はすこぶるいい感じです。
VISA Master 楽天は登録後すぐに認可が下りるのですが、国内関係のカードJCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ、Discover Cardなどの認可がしばらくして下ります。
iPadやスマートフォンにカードリーダを取り付けて金額を入力してお客様から画面上でサインを頂く方式。
ご契約を頂いたお客さまのすべての方に面白がってやって頂いています。
オススメする我々も時代の最先端を行っているような気になって、お客様の凄い、進んでるという言葉を真に受けていい気になって楽しく使っています。

そしてさらに凄いのが契約翌日に楽天銀行に入金になること。
今までのカードは15日、月末の月二回の締め日。その後15日後に入金。
もちろん当店もそうですが、これからは若者がカードで食事したり、飲んだりする時代。
さらに若い起業家が始めたばかりの会社のやりくりがし易くなる翌日入金はとても助かります。

こんな便利なツールが出来て時代もどんどん変わって行くのを感じます。

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年末にひいた風邪もさすがに正月が終わると完治したみたいです。
正月に親元に帰っていた孫達も戻り、私も元気になりました。
というわけでまずはこれっ!
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年末に手に入れた焼酎「佐藤」です。
なかなか手に入らないから格別のうまさです。
これも体調が戻ったからでしょうか。
そして大好物の・・・。
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精進揚げが大好きで女房に揚げてもらいました。
とてもうれしい!
さらにさらにこれっ!
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こんな食事をしてとても元気が出てきました。
やはり好きなものを腹いっぱい食べることが健康の秘訣ですね。

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皆さま開けましておめでとうございます。
今月7日で満64才を迎えますが、昨年暮れに久しぶりで高熱を伴った一見インフルエンザと間違えるくらいの風邪をひいて何とか回復。そして新年を迎えています。

この年になると、自分はそんなことはないと思っているのですが、
静かにのんびりシーンとして湯船に浸かっていると、あまり静かなので女房が何気なく覗きに来たり、息子夫婦が正月に来た時も、トイレへ行ってきますといってやたら長いと嫁がお父さんトイレ長いけど大丈夫かしら?と言われていたり。最初からウンコしてきますといえないでしょ!(笑)

まー本人年のことは眼中にないのだけれど、密かに心配される年になったようです。
同世代の大滝詠一さんのようなこともあるわけだし、そもそも家族は「リンゴを食べていてのどに詰まらせた」と話しているというし、意外なところに死があるんだなぁという印象です。

またそんな風に注意をしつつ
それとは逆に自分の根気の無さや努力不足を自分の年のせいににもしたくない心境です。

『竜馬がゆく』 司馬遼太郎---------------------------------
人の一生というのは、たかが五十年そこそこである。
いったん志を抱けば、
この志にむかって事が進捗するような手段のみをとり、
いやしくも弱気を発してはいけない。
たとえその目的が成就できなくても、
その目的の道中で死ぬべきだ。
生死は自然現象だからこれを計算にいれてはいけない。
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こんな言葉を抱きつつ今年もしっかり生きて行きたいと思っています。

皆さん今年もよろしくお願いいたします。

2

201401おかげさま展
といいつつ、仕事のお話をしてしまいます。
この話はこちらのページの続きとして読んでいただければと思います。
そもそもこの商売は家が呉服店を営んでいたからというだけではありません。大学卒業当時、私は広告代理店に就職したいと思っていました。当時、東京世田谷下北沢に住んでいたのですが、よく行く喫茶店にたむろしていたのが東宝の映画の製作に携わっていたゴーストライター。その方といろいろ話すうちにCM製作をしてみたいと思うようになりました。

当時、若者のすべてが考えるように、「好きなことをしたい!」という気持ちに駆られていました。大学4年生のとき友人たちは必至に就活をして次々と内定を獲得する中、そんな広告代理店に勤務したいと思う願望があるにも関らず何の行動も起こさなかった私はどこかで後を継ぐという気持ちもあったのかも知れない。

当時、母親は私にこう言った。「その後何をしてもいいから、まず見習いへ行って欲しい。」
そうか!親の言うことを聞いたら、何でも好きなことしてもいいんだな。
と感じたりした。

その言葉が実は分水嶺だった。と今思う。

八王子の呉服店で見習いをするうちにだんだん興味が湧いてきて、それなら本気でこの商売をやってみようという気になり、現在があるわけです。

そして、どうせやるならキチンとした日本文化の使徒として働かねばならないと得心して現在に至っています。

さて本題に入りますが、
案内状の本文はこうです。
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「この道四十年 「おかげさま展」
 ごあいさつ
日頃は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
昭和四十九年五月、呉服屋の四代目を次ぐためにこの道に入って以来、今年で四十年が経過いたしました。その間、産地メーカーさんとはお取引を通じ、たくさんの作家の方や染屋さんと素晴らしい人脈を築かせて頂いたと深く感謝いたしております。

新春の候、左記の日程で、この道四十周年「おかげさま展」と題し、四十年の中で出会った作家の方々の作品を一堂に集めご披露申し上げます。さらに人間国宝作品も展示ご覧いただけます。
きものの伝統とその作品の奥深さをご堪能いただけたら幸いです。
さらに四十年間の仕事でのご懇意により作家作品をビックリするような特別価格で提供してもらうことができました。
きものの真髄を味わってもらうべくお知らせさせていただきます。
お忙しいとは思いますが、万障お繰り合わせの上ご来店いただけたら幸いに存じます。

㈱石毛呉服店
代表取締役社長 石毛和男
時:1月25日(土)・26日(日)・27日(月)
所:伝統のきものいしげ二階特設売場

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2014年早々に開催致します。

皆さまぜひお出かけくださいませ。