コンテンツへスキップ

fb
FBを初めて丸三年。SNSという言葉の意味もわからず、「いいね!」の効果もわからずやって来ましたが、最近はお友達も増え結構楽しみながら使っています。
2
で、最近分かってきた来たことは、まずいろいろな人がいるということ。
マメに投稿する人、いいね!を押してくれる人、シェアをしてくれる人、コメントをすると必ずコメントを返してくれる人、多分見ているだけの人、など様々。
そして投稿なども、私もそうだが人によりパターンがありそれなりの個性が発揮される。
で、そんなFBを見ていると、SNSは違いを認めることだと得心する。
まずは「アッ、そんな考えもあるんだ!」というのが極意ですね。

そしてコメントも相手に失礼のないような文の置き換え、言葉の言い換えの勉強になったりもする。
もちろん、投稿の中には知識のリンクやニュースのリンクなどとても勉強になる内容が含まれているが、それらの投稿の感想を交換することや近況報告、趣味の話がFBの最もSNSたる所以かも知れない。
会ったこともない相手とするのだからちょっと不思議な感じもする。

私は今、同じ趣味を持ったFBグループの人たちと親しくさせてもらっていますが、やはりただ友達になった方たちとは若干違い、いろいろな話題についても時間差はあるもののその方たちからの「いいね!」は奥深いものに感じたりする。

まだ会ったこともないのにも関わらず、その方たちの人となりも分かるような気がする。

1
今日は定休日。ところが空はどんより鉛色の雲。あーせっかくの休日なのにと思って一日だらだら過ごした夕方、利根川沿いドライブ中に現れたオレンジ色。とてもホッとする風景でした。
この景色のポイントはこちらから
http://ow.ly/sBnVU

2014-01-14-15-52-17_deco
2014年の成人式も無事に終わり、昨日あたりからレンタルの振袖が一気に戻って来ています。
写真は袋帯です。終わったら終ったで着物や帯をきれいにする作業が始まります。
この作業結構手間がかかるわけですが、袖口の汚れを撮ったり、丸洗いに出したりしてきれいにします。
この作業が終わらないと我々の成人式は終わりません。
どんな仕事でも大変さは付きものですね。

表紙候補1
元旦を向かえ正月も終わり、さらに成人式も終わると我々は本当の意味で通常の活動に戻れるっという気がする。
成人式当日の振袖着付けがすべて終了し連休も終わると心がある意味ほっとした雰囲気に包まれる。
さ~てまた1年間振袖美人づくりに精を出すか!というような具合に・・・・。

最近は昔お母さんの来た振袖をお嬢様が着るという「ママふり」のお客様が増えてきています。
昔から着物は譲りながら着るものだといいながら販売してきたものであるが、生産と消費という観点からは、新品を買ってもらいたいが、その行動は至極当たり前のことだと思わざるを得ない。そうでないと論理矛盾を起こしてしまう。

理屈はともあれ今日書きたかったことはそんなことではなくて、そもそも、ママふりという言葉は我々のグループで使い始めた言葉だが、一斉に広まってしまい、今ではお母さんの振袖を使うことをママふりと呼ぶようになってしまった。
だからといって、姉ふりはないでしょ!と感覚的に思う。そうならば、おばさんの振袖を借りたら「おばふり」、さらにこんなことは世代的にないと思うが、おばあちゃんの振袖を借りたら「ばばふり」となってしまう。

少々理屈っぽくなりましたが、お母さんの振袖を使う以外は、せめてリ・スタイル振袖とかリメイク振袖というような呼び方をして欲しいもんです。

ママふりとはあくまでもお母さんの思い出を含め、娘がその歴史も共有する素晴らしい伝統の継承だと私は理解しているのですが・・・。

今日は一日早い成人式でした。
一生に一度の華やかな成人式も裏方ではいろいろなドラマが生まれます。
私たちは式に合わせヘアメイクや着付けをスケジュールしていきます。
私たちにとっては毎年の出来事でもご本人にとっては一生に一度。絶対に失敗のできないイベントです。

朝4時起床。それでもご本人たちはヘアメイクもあるので3時起き、あるいは寝ない人もいるかもしれません。
そして、まず着付け。
当日は着付けに必要なものも数多くあるので一点不足でも着付けに支障をきたします。
こんなところが着物を着るのが億劫になり、敬遠される理由なのでしょうね。
でもその面倒くささが日本女性としてのたしなみと精神を形作るのだと思っています。
そんなわけで欠品チェックは怠れません。
2014-01-11-13-15-11_deco
すべてが揃って着付けの時間割が組まれ、順次着付けが始まります。
着付け
それでも当日まで肌着やタオルなどをお持ちにならない方もいますので、必ず予備やスペアーを用意します。
準備を怠ると咄嗟の出来事に対応できなくなります。すべて想定内にしようと思っても人間のすることですから、どこか抜けている場合もあります。問題はトラブルを起こす心配するより、起こったときにどのように対応するかにかかってきます。
トラブルの種類
・予定の時間まで来てくれないお客様。
・袖から長襦袢が飛び出す。
・着崩れ
・着用後のトイレ
・着付けと仕立てのフィット感
など数えるとまだまだ出てくるのですが、毎年反省会を開いてトラブルを起こさない方法を試行錯誤します。
ちなみに当店は、お客様=着付け技術者が必ず分かるように表にして、トラブルが発生してもすぐ原因を突き止められるようにしています。

早朝から飲まず食わずでやっていると終わる頃には相当お腹もすいてきます。
毎年終わってからスタッフ全員でコンビ二で買ったおにぎりや味噌汁で遅い朝食を迎えます。
今年は、対象者のお父様(割烹料理店店主)から素晴らしい差し入れが届きました。
ヒラメのお寿司です。
差し入れ
ご自分のお嬢様のことで忙しいはずなのに我々スタッフにこんな心遣いをしていただきました。タイムリー過ぎて感謝に絶えません。
ありがとうございました。我々のモチベーションもぐんぐん上がってきます。

正式には明日1/13が成人式ですが、場所によっては明日がメイン。
当店は一日早く皆さまを無事に送り出すことができました。

バンザーイ!!おめでとうございまーす!

1 2

2014-01-11-09-57-39_deco
本来成人式は20歳になった若者(男女)が大人になったことをお祝いする所謂通過儀礼になっている。
昔の元服と全く同一ではないが、かなり意味が近いものがある。
ウィキぺディアによると元服とは?----------------------
江戸時代以降は女性も元服と称し、結婚と同時に、未婚でも18 - 20歳くらいで行った。女性で元服という場合は、地味な着物を着て、日本髪の髪形を丸髷、両輪、又は先笄に替え、元服前より更に厚化粧になり、鉄漿親(かねおや)によりお歯黒を付けてもらい、引眉する。お歯黒を付けるが引眉しない場合は半元服と呼ばれた。半元服の習慣は現在でも祇園の舞妓、嶋原の太夫等、一部の花街に残る。
------------------------------------
こんな考えからすると、ご家族を含め、娘が成人したことを知り合いや親戚にある意味お披露目するということも必要だと考えるのは当たり前の考え方のような気もするのだが。
「娘がお陰さまで成人しました」とご挨拶をしながら家を回り、その際、内祝い品として赤飯などを配ったりする慣わしが記憶に強く残っていたりする。
田崎様家族写真
今朝、シャッターを開けたら開口一番。お隣のカステラ専門店のご主人。
お宅では成人式はどう?
何のことだか分からず、よく聞いてみると話はこうだ。
もちろん赤飯も注文によって作ってはいたが注文が少なすぎると赤飯を無駄に炊かなくてはならず無駄になるので、お断りすることもあったが、メインのカステラは毎年必ずそこそこの注文がありお客様もそのカステラを配っていたようなのですが、
彼曰く「創業以来初めて注文がゼロだった」という。

異業種なのであまり気にも留めていなかったのだが、お菓子屋さんにも成人式の商売があるのだと初めて気がついた。

日本人の端くれとしては、通過儀礼を大切にしないと日本の文化が消えていってしまいそうな気がする。
文化が消えるとどうなるか?
面倒くさいことは一切やらず、便利で早くて簡単に済むことだけに集中して、奥行きのない、巾の狭い、味気のない世の中になってしまうのでしょうね。

黄変抜き
その人は当時上場会社の部長。
何もわからない自分に本音で商売を教えてくれた人。

時は移り、上場会社を定年で退職し、関係の着物のお手入れ(悉皆)の仕事をしている。親から譲ってもらった着物のお手入れや作り変えをする仕事。
ものが豊富になって、新しいモノを買わなくても済む時代、いわゆる日本の精神である「もったいない」を具現化したような仕事をしている。
時代が進み、どんなに新しいものが出来てきてもやはり本業をしっかり捉えて頑張るところしかこれから先は残れない!という話になった。

私も常々そう考えているのだが、時として新しい情報に流され試行錯誤したりする。
改めていろいろな経験の末、栄枯盛衰を見てきた大先輩からそのようなことを言われると考えていることが確信に変わってくる。

当店の創業は明治16年、私で4代目。これから先も続けて行くには常々考えて最近至った考えは「続けられることかどうか?」である。
物事を決める際にはこの言葉をキーワードに照らし合わせて決めるようにしている。
時代が変わっても、自分は自分であるべきだし、どう背伸びしても結果、やれることしかやれないという現実。これを認めることだと思っている。
もちろん、出来ないことは出来ない。できることはできる。無理はしないが少し背伸びは必要。
だと思っている。

さらに創業した1883年の年表を見ると、
日本銀行開業
鹿鳴館落成
天璋院篤姫逝去

などが記されている。

改めてこんな頃からやっているのか!と思う。

さらにこの歴史の重みと先代諸氏の努力と苦労をけして無には出来ないなと考える。
さらにそんな重圧を考えるより、
単純に真っ当にお客様と付き合うことがこれからも残るための第一ファクターだと確信しています。

LINEcamera_share_2014-01-08-15-37-56
この話の投稿は2度めになりますが、先日注文しておいたカードリーダーが本日到着した。
楽天スマートペイ用のカードリーダー。
スマートフォンやiPadに装着できる。通常はキャットを使ったカードリーダーで情報を読み取りカード会社の確認を得て取引成立となるのだがこのカードリーダーはスマートフォン対応。つまり移動した場所からでも承認を得ることができる。
もちろんサインは画面上で手書き。お客様は結構面白がってサインしてくれる。
凄い時代になったものだ。
DSC_0085  ※こんな風にして使います。
こんなことをブログで取り上げると楽天の宣伝をしているようだが、むしろ時代の進み具合に驚いているところだ。
さらに気がついたのは消費者のカードに対しての認識が私の考えていた以上だったということ。
「呉服屋ではカードは使えないのではないか?」と思っている消費者は意外と多いかも知れない。
でもカードでのお支払いを促すことで、「アッこの店、カード使えるんだ!」と思ってもらえるようになるんだと感じているところ。
さらに今すぐ現金でなくても買うことができるのだったら、という気になってもらってお買い物を積極的にしてもらえるようになるはずだと確信している次第。

皆さん当店ではいつでもカードでお支払いが出来ます。お気軽にお尋ねください。

キャプチャ
私の所属する日本きものおしゃれチェーンでは、振袖の人気投票「全国なでしこ総選挙」が始まった。
人気投票に参加した素人モデルさんを読者の方に1日5票まで投票できて、参加した振袖姿の優勝者は賞金10万円がもらえる企画。

多分業者さんもポチッしてると思いますが、今のところはとても人気があるようです。

投票とは別に、
・今どんな振袖が実際に着られているのか?
・どんな色が人気があるのか?
・柄の傾向はどうなのか?
など真面目に振袖の動向を探ることもできます。

チャレンジしようと思います。
6015791888552870511
ブログは毎日投稿しなきゃダメだと、人に言っておきながら全然ダメだった私。
今度は私の言いつけを守って毎日更新している三代目を見習ってがんばります。