元旦を向かえ正月も終わり、さらに成人式も終わると我々は本当の意味で通常の活動に戻れるっという気がする。
成人式当日の振袖着付けがすべて終了し連休も終わると心がある意味ほっとした雰囲気に包まれる。
さ~てまた1年間振袖美人づくりに精を出すか!というような具合に・・・・。
最近は昔お母さんの来た振袖をお嬢様が着るという「ママふり」のお客様が増えてきています。
昔から着物は譲りながら着るものだといいながら販売してきたものであるが、生産と消費という観点からは、新品を買ってもらいたいが、その行動は至極当たり前のことだと思わざるを得ない。そうでないと論理矛盾を起こしてしまう。
理屈はともあれ今日書きたかったことはそんなことではなくて、そもそも、ママふりという言葉は我々のグループで使い始めた言葉だが、一斉に広まってしまい、今ではお母さんの振袖を使うことをママふりと呼ぶようになってしまった。
だからといって、姉ふりはないでしょ!と感覚的に思う。そうならば、おばさんの振袖を借りたら「おばふり」、さらにこんなことは世代的にないと思うが、おばあちゃんの振袖を借りたら「ばばふり」となってしまう。
少々理屈っぽくなりましたが、お母さんの振袖を使う以外は、せめてリ・スタイル振袖とかリメイク振袖というような呼び方をして欲しいもんです。
ママふりとはあくまでもお母さんの思い出を含め、娘がその歴史も共有する素晴らしい伝統の継承だと私は理解しているのですが・・・。