植物を育てているとよく分かることなのだが、いい種を用意し、地面に蒔き、日当たりの良いところで毎日水をやり、時々肥料をやり育てているのに野菜にしても、花にしてもその出来に大きな差が出てしまうことがよくある。
どうしてそういう結果が出てしまうのか?
植物を育てるときに行き着く先の最後の最後は土壌。、土の問題になってくる。
プランター栽培はそこそこできても地植えには絶対に勝てない。
いろいろな野菜も有名産地があるように
優先順位は、1に土壌。2に気候ということになる。
人間も同じで、同じくチャンスがめぐってくるのにそれを生かせない人、活かす人がいる。いったいどこが違うのだろうと思うのだが、どうもそれは土壌にありそうだ。
【土壌=考え方】にしてみるとこの理屈がよく分かって来る。
普段から物事を肯定的に捉え、考え方をいわゆるプラスの方向に向ける癖をつけているといろいろな経験や体験を通じて、その「考え方」は耕され、いい「土壌」に変化する。
そんな土壌に舞い降りたチャンスの種は育たないわけはないはず。舞い降りた種子に水をやり肥やしをやりさえすれば必ずその成功の種は見事に花開くはず。
だからいつも準備が必要。毎日前向きに生き、肯定的に物事を捉える。それこそそんな毎日の行為が自分自身のパラダイムを変え、肥やしの行き届いた見事な土壌に変化させておくことが大切な行為といえる。
毎日の出来事に不平不満を言ったり、物事を否定的に捉える行為は自分の考え方という土壌に毒をまく行為となってしまう。
それでも、生身の人間ですからなかなか常にはプラス発想や感謝の気持ちでいることは難しいこと。でも毎日のそう思うようにするしかないのである。
実は毎日、毎日のその思い込みこそ一生の中で大きな差になって現れてくるはず。
もちろん体の中にマイナスのエネルギーを貯めないことも健康で長生きできる秘訣に他ならないことだと感じる。
と、66歳の誕生日に思いました。