「結構大変ですね。再配達などあり完璧に終わるのは難しい」ですね。
「夕方6時に最後の荷物が集荷場に届きますが、その80%はアマゾンのもの」だそうだ。
クロネコ側は労使でこの問題をできるだけ早く解決したいと話しているが、
実際に働いているドライバーに聞くとニュースを見た私達とはちょっと視点が違うようだ。
つまり、荷物が減ってしまうかどうか?ということに焦点が当たっているようだ。
「多分、減らないと思いますよ!」(終わらないと困るけれど、仕事が減るのも辛いのか。)
今や働き方見直しの空気が流れているので、会社側はアルバイトを使ってシフトを変えたりしている。
大変は大変だが働けばお金になる。
ドライバー自身もついアマゾンで買い物をしたりしてしまうので日配が増えるのは仕方ないことだと思っているようだ。
そもそもこの問題は、労働集約型の産業の宿命とも言える。
世間ではAIだのロボットだのと言っているが、最終最後は人間の手を借りなければならない産業が多くを占めている中で、この問題はどのように解消されて行くのだろうか。
「働かないと、終わらない」
「効率よく、やれと言われても相手(お客)があっての仕事」
机に座って完成する仕事とは違うのである。
昔は「モーレツ社員」とか「企業戦士」とかいわれた人たちが日本の国を支えてきたのではないか。
働き方の見直し、労働時間短縮、プレミアムフライデー、など職種によっては効率がある仕事もあるが、
そもそも、働かないで給料が増えていく会社なんてほんとにあるのだろうか?