長い正月休みがやっと終わりました。
といっても私は31日元旦をお休みしただけなので休み飽きて調子が狂うということもないわけですが、
営業をしていても銀行が使えないということが一番不便。
もちろん売上げも銀行に預けることができず、30日、2日、3日、4日、5日の売上げを金庫にしまい込んで正月が明けるという寸法です。
銀行のお金の流通は人の体で言えば血。血が滞ると病気になるように、やはり銀行はこんなに長く休まずやって欲しいものです。
いつものことがいつもでなくなると全く調子が狂ってきます。
今日1/6の仕事始めで忙しかったのは銀行、病院、警察だったのではないでしょうか?
ともあれ平常の時間が流れていくことがとてもうれしく感じるのは商人の家に育った私だけではないはず。
作成者: ishige14
楽天スマートペイの使い心地や如何に、かなりいい感じで年末年始はお世話になっています。
昨年の暮にやっと認可が下りて使い始めた楽天スマートペイ。
使い心地はすこぶるいい感じです。
VISA Master 楽天は登録後すぐに認可が下りるのですが、国内関係のカードJCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ、Discover Cardなどの認可がしばらくして下ります。
iPadやスマートフォンにカードリーダを取り付けて金額を入力してお客様から画面上でサインを頂く方式。
ご契約を頂いたお客さまのすべての方に面白がってやって頂いています。
オススメする我々も時代の最先端を行っているような気になって、お客様の凄い、進んでるという言葉を真に受けていい気になって楽しく使っています。
そしてさらに凄いのが契約翌日に楽天銀行に入金になること。
今までのカードは15日、月末の月二回の締め日。その後15日後に入金。
もちろん当店もそうですが、これからは若者がカードで食事したり、飲んだりする時代。
さらに若い起業家が始めたばかりの会社のやりくりがし易くなる翌日入金はとても助かります。
こんな便利なツールが出来て時代もどんどん変わって行くのを感じます。
やっと三ヶ日も終わり通常の生活に戻ってきました。
私のこの道40年「おかげさま展」のおもてなしにはお隣七兵衛さんにお願いすることにしました。
今月25日から3日間開催する。ご来場の方へのおもてなしはいろいろ考えた末に七兵衛さんにお願いすることにしました。
感謝をご来場のお客様には、銚子で生まれ銚子で育った私にとってはやはり地の物でおもてなしさせていただこうと今日撮影に行ってきました。
いろいろ考えちゃいますよね。当初はきものの販売会でもあるわけだし、京都の何かおいしいものなど試行錯誤を重ね、やっぱり銚子に育ったわけだし全国に誇れる銚子の魚を食べやすくした漬け丼やお寿司がいいのだと決めました。
お客様は地元の人が来るわけなんですが、この料理はまだ地元ではあまりやらない料理法なので自信を持っておもてなしに使おうと思っています。
お世話になった着物の産地の皆さまと、そして自分自身を育ててくれた地元に感謝して「おかげさま展」を開催したいと思っております。
2014年、明けましておめでとうございます。風邪をひいたまま散らかしっぱなしで新年がスタートしました。
皆さま開けましておめでとうございます。
今月7日で満64才を迎えますが、昨年暮れに久しぶりで高熱を伴った一見インフルエンザと間違えるくらいの風邪をひいて何とか回復。そして新年を迎えています。
この年になると、自分はそんなことはないと思っているのですが、
静かにのんびりシーンとして湯船に浸かっていると、あまり静かなので女房が何気なく覗きに来たり、息子夫婦が正月に来た時も、トイレへ行ってきますといってやたら長いと嫁がお父さんトイレ長いけど大丈夫かしら?と言われていたり。最初からウンコしてきますといえないでしょ!(笑)
まー本人年のことは眼中にないのだけれど、密かに心配される年になったようです。
同世代の大滝詠一さんのようなこともあるわけだし、そもそも家族は「リンゴを食べていてのどに詰まらせた」と話しているというし、意外なところに死があるんだなぁという印象です。
またそんな風に注意をしつつ
それとは逆に自分の根気の無さや努力不足を自分の年のせいににもしたくない心境です。
『竜馬がゆく』 司馬遼太郎---------------------------------
人の一生というのは、たかが五十年そこそこである。
いったん志を抱けば、
この志にむかって事が進捗するような手段のみをとり、
いやしくも弱気を発してはいけない。
たとえその目的が成就できなくても、
その目的の道中で死ぬべきだ。
生死は自然現象だからこれを計算にいれてはいけない。
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こんな言葉を抱きつつ今年もしっかり生きて行きたいと思っています。
皆さん今年もよろしくお願いいたします。
長いようで短い。あまり過去は振り返りたくありませんが、もう40年も経ってしまった。
といいつつ、仕事のお話をしてしまいます。
この話はこちらのページの続きとして読んでいただければと思います。
そもそもこの商売は家が呉服店を営んでいたからというだけではありません。大学卒業当時、私は広告代理店に就職したいと思っていました。当時、東京世田谷下北沢に住んでいたのですが、よく行く喫茶店にたむろしていたのが東宝の映画の製作に携わっていたゴーストライター。その方といろいろ話すうちにCM製作をしてみたいと思うようになりました。
当時、若者のすべてが考えるように、「好きなことをしたい!」という気持ちに駆られていました。大学4年生のとき友人たちは必至に就活をして次々と内定を獲得する中、そんな広告代理店に勤務したいと思う願望があるにも関らず何の行動も起こさなかった私はどこかで後を継ぐという気持ちもあったのかも知れない。
当時、母親は私にこう言った。「その後何をしてもいいから、まず見習いへ行って欲しい。」
そうか!親の言うことを聞いたら、何でも好きなことしてもいいんだな。
と感じたりした。
その言葉が実は分水嶺だった。と今思う。
八王子の呉服店で見習いをするうちにだんだん興味が湧いてきて、それなら本気でこの商売をやってみようという気になり、現在があるわけです。
そして、どうせやるならキチンとした日本文化の使徒として働かねばならないと得心して現在に至っています。
さて本題に入りますが、
案内状の本文はこうです。
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「この道四十年 「おかげさま展」
ごあいさつ
日頃は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
昭和四十九年五月、呉服屋の四代目を次ぐためにこの道に入って以来、今年で四十年が経過いたしました。その間、産地メーカーさんとはお取引を通じ、たくさんの作家の方や染屋さんと素晴らしい人脈を築かせて頂いたと深く感謝いたしております。
新春の候、左記の日程で、この道四十周年「おかげさま展」と題し、四十年の中で出会った作家の方々の作品を一堂に集めご披露申し上げます。さらに人間国宝作品も展示ご覧いただけます。
きものの伝統とその作品の奥深さをご堪能いただけたら幸いです。
さらに四十年間の仕事でのご懇意により作家作品をビックリするような特別価格で提供してもらうことができました。
きものの真髄を味わってもらうべくお知らせさせていただきます。
お忙しいとは思いますが、万障お繰り合わせの上ご来店いただけたら幸いに存じます。
㈱石毛呉服店
代表取締役社長 石毛和男
時:1月25日(土)・26日(日)・27日(月)
所:伝統のきものいしげ二階特設売場
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2014年早々に開催致します。
皆さまぜひお出かけくださいませ。